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2020-03-11 13:25:00

マネジメントで有名なドラッカーは未来について
「変化への抵抗の底にあるものは無知である。未知への不安である。

しかし変化は機会と見なすべきものである。

変化を機会として捉えたとき、初めて不安は消える。」と述べている。

いまだよくわからない新型コロナウイルスで大変化に突入し世界中で不安が増大しているが、
わからないことを考えてもわからないだけで、リスクは増大する一方。

個人や企業がやるべきことは分かっていることを元に、
前向きにリスク管理を徹底した方がよいのではなかろうか。

今、日本で一番わかっている想定リスクは、3月15日金曜日に法律が制定される「緊急事態宣言」。

発動されるかどうか? 発動されるならいつか? これらはわからないが、法律の内容は決まっているので発動された場合にいまのうちから備えておくことは可能。

移動の制限や外出禁止などが行われる予定でこうすると物流網が滞ることになる。

すでに中国やイタリアでは同様な処置がとられているため、似たようなリスクが発生することも想定しておくことができる。
先日のトイレットペーパーのような大騒ぎにならないよう準備を進めておくことは重要かもしれない。

企業としてはBCP(事業継続計画)で漏れや出来ていないことがないかのチェックが必要。https://www.chusho.meti.go.jp/…/co…/level_a/bcpgl_03a_6.html

個人であれば農林水産省から「新型インフルエンザに備えた家庭用食料品備蓄ガイド」が出ているのを参考にしたり。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/pdf/gaido.pdf

何もなければ良かったねということで、食べるか、地震に備えておけばよい。

企業であれば何も起きなくても、ちゃんとしている会社だと評価され信頼度も上り取引が増える可能性がある。

JALを立て直した京セラ創業者の稲盛和夫は、京セラ設立して中小企業だったころIBMから大量受注した製品を「不良品」と認定され20万個すべて返品され社員達全員が落ち込んで、「万策尽きました」と泣く社員に

「おい、神様に祈ったか?」と声をかけた。

これは神頼みではなく、神様に祈ることぐらいしかないぐらい徹底的に諦めずに最後まで努力したか、という意味。

これで社員は目覚め最終的に全数検査に合格できたらしい。

できることやれることをやれば、不安は減り、チャンスが巡ってくるかもしれない。

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